バーで利益を上げるには?売上予測を忘れずに

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バーで利益を上げるには、当然ながら売上を上げることが必要になります。
しかし、売上があがっても「どんぶり勘定」で売上予測等をしていると、不要な経費等を支出している可能性もあります。

今回は、バーで利益を上げるために必要になる、売上予測について考えていきます。

売上を予測して正確な数字を出してみる

上述した通り、お店を長く経営していくためには、売上の予測を正確に立てることが必要になります。

なぜなら、毎月必ず必要になる固定費(家賃や支払利息など)が存在する限り、それ以上の売上がなければお店の経営を続けていくことが難しくなるからです。
また、仕入れに費やす費用や材料費等の売上などに比例して必要となる金額が変わってくる、変動費も発生します。
そのため、どの程度の売り上げることができれば利益がでるのかを、計算する必要があります。

つまり、「固定費」と「変動費」にかかる費用を計算して売上予測をしていくことになります。

実際に計算してみる

例えば、週に1回定休日(1ヶ月あたり25日営業)があるバーを開業して
固定費が60万円、変動費が30万円必要になると設定してみます。
この場合は、単純に1ヶ月の利益を上げるためには最低90万円以上の売り上げを上げることが出来れば、赤字になることはありません。

つまり、1日3万6千円を売り上げることができれば、最低でも収支はプラスマイナス0になります。

では1週間ではどれだけ売り上げる必要があるのか?
などといったように、売り上げ予測を立てそのために必要な行動をしていくことが大切になります。

季節やイベント売り上げは変わる

利益を上げるためには、しっかりとした売上予測を立てることが大切ですが、毎月同じ売上が上がるとは限りません。

バーなどの飲食店には季節によって集客力も変動しますし、また周年イベントや、その他イベントを開催することによって、大きく来客数が伸びることもあります。
それに加え、平日週末では売り上げが変動することも多くあります。

そのような、ことも考慮して売上予測を立てることが大切です。
このイベントではこれだけの売り上げをあげよう。そのためにはどのすればいいのか?といったことを考え、行動していくことで、自身が予測した売り上げを上げていくことができるようになります。

どんぶり勘定にならないために

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どんぶり勘定にならないために必要なことは

売上予測をしっかりと立てること

上述した通り、売上予測を立てることはとても大切です。
そのため、1ヶ月ごとにしっかりとした収支を立てることを忘れてはいけません。

簡単な売上予測の立て方は
客単価×1日の来店者数×1ヶ月の営業日数で数値を出し、
そこから、固定費と変動費を差し引き残った数値がその月の利益になります。

もちろん、予測なのでその通りになるとは限りませんが、最低限必要な利益はどの程度なのかを把握しておくことは大切なことです。
売上予測に近づくためにどのような行動を取ってくのかを試行錯誤しながら、お店の経営をしていくことになります。

平日・休日の客数や客層の違いを把握すること

平日休日では客数や客層が異なることが多くあります。
例えば、平日なら常連客が多く、休日には新規客が多くなったりすることがあります。
また、来店する客層によって客単価も変わってくるので、毎月チェックして把握しておくことが大切です。
また、季節やイベントなど時期によっても客数は変動するので、月ごとに売上が変わることも認識しておかなければなりません。

まとめ

バーを開店して利益をだすためには、売上げを上げていくことが必要になります。
そのためには、まずは自身のお店に必要となる売上予測をなるべく正確に出し、把握しておく必要があります。

また、帳簿などもしっかりとつけておくことで、経費を抑えることもできます。

大阪バー居酒屋開業サポートセンターでは、飲食店に必要な許可、深夜酒類提供飲食店営業の届出に加え、会計・記帳の代行も行っておりますので、バーや居酒屋の開業を検討中の方は、是非一度ご相談ください。

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